現在のたかはCの成り立ち

さて、何度か前職に関わるコラムを書きました。今回は、現職に関わるテーマでもって、コラムを書いてみようかと思います。

前職では、育ててもらう側でした。新入社員から数えて3年間。会社の歴史に照らしてみれば、3年そこそこじゃあまだまだ若手ですし、ペーペーです。何かあればベテラン陣や有識者に教えを乞い、わからないことをわからないと素直に言えた立場です。

現職では、中途採用の社員として入社しています。そこで期待されることは、即戦力になることの1点のみです。いつまでも右も左もわかりません、というスタンスでは近い将来お荷物扱いを受け、中途で入ってきてるのにこんなことも出来んのかと、謎の「出来るはずレッテル」を貼られて仕事をせねばなりません。小中学校のいじめ問題が取り沙汰される世の中ですが、同じかそれ以上に会社内でのイジメも横行しているのが現代社会だと僕は思っています。

仕事を頑張る動機として、「いじめられないように頑張ろう」というのはネガティブ過ぎることこの上ありませんが、会社内のイジメだけを見れば、ある意味「イジメを受けてしまう原因」というのも存在するのかもしれません。もちろん、それがあったとしていじめること自体はは褒められたことではありませんが。

というわけで、中途採用であるが故に、ハッタリでも「僕、やる気あります!」という姿勢を見せていかねばならぬと、僕は決意をして、現職の現場に飛び込みました。

そこは、今までの全員社会人という環境とは打って変わって、社内のほとんどがアルバイト、正社員は総勢三十数名のなかで3人のみという、ある種異質な環境でした。いきなり入ってきたヤツが新人だけど正社員で、どう接したら良いかわからんという顔を露骨にするアルバイトたち。

そんな顔をいくらされようと、こちらはこちらで臆面も無く正社員っぽさを出していきます。もちろん、相手を不快にしないよう細心の注意を払いながら。色々とやり取りをしていく中で、僕はこの会社の弱点に気づいていきます。コミュニケーション能力の低さと、人を教育することの下手糞さに。




社内の改善に+1 !

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